GIANT KILLINGの天宮杯トーナメント表を考えてみる その5

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結局ここまで納得のいくトーナメント表は完成していません。
現在連載はシーズンを終了させ、アウォーズ編です。おそらくこの先の展開を練りながら「つなぎ」とは思わせない読み応えのある式典が展開されいます。

日程消化した分の憶測から離れ、この先の日程について考えてみたいと思います。

ETUと対戦するチーム、しないチーム

ここからは完全に順位による配分を忘れ、残り5試合でどのチームと対戦しそうかを考えます。
GIANT KILLINGというタイトルと、達海の信条を考えると、ここからLJ1チームを倒し続ける展開にならなくては読者が離れます。

しかし今季2位となったETUにとって格上と言えるのは…

今季戦績でいえば鹿島だけとなります。しかし、決着がつかなかった対戦相手、そもそも試合内容が詳細には描かれなかったクラブもあります。
残り5試合、どこと試合をするのか。

まずは、リーグジャパン1部(以下:LJ1)のETUを除く18チームを、対戦しそうなチームとしなそうなチームに分けて考えます。

対戦しそう

  • モンテビア山形
  • 鹿島ワンダラーズ
  • 大阪ガンナーズ

どちらかといえば候補

  • 浦和レッドスター
  • 東京ヴィクトリー

どちらかといえば対戦しなそう

  • ジェムユナイテッド千葉
  • 川崎フロンティア
  • 清水インパルス
  • ウィッセル神戸

対戦しなそう

  • FC札幌
  • 横浜マリナーズ
  • ヴァンガード甲府
  • アルビレオス新潟
  • ジャベリン磐田
  • 名古屋グランパレス
  • サンアロー広島
  • 大分トリプレックス

個人的な希望はなるべく排除したつもりですが、一部思いっきりあります。

山形との対戦はあるか

モンテビア山形がそれです。ETUの今季山形戦は1勝1分。後半日程のアウェイ戦で激戦が描かれ、両者の対戦には白黒ついたと言えます。

山形のキーパーソンはどの選手を差し置いても、監督の佐倉を選ぶしかありません。

読者と同じく達海のファンであり、試合後にはその憧れの達海から、自分の采配に影響を与えるほどの監督であると認められ、フィールドを後にしました。

達海を目標ではなく同じ第一線の監督として自覚した佐倉が、達海の旅立ち前のコンペティションで再戦するのを見たい人は、少なくない…と思いたい。
再戦宣言もあったことだし。

鹿島、大阪Gとは再戦確実か

鹿島、大阪Gについては、天宮杯の対戦を示唆するシーンがあります。
特に大阪Gは対戦が決まる前にもかかわらずETUに対して宣戦布告しています。

特に鹿島は今季勝てていない相手です。
この作品のテーマを考えれば、このチームを倒しに行く描写がなくては作品が成り立ちません。

(仮にリーグ戦同様、「現実はそう甘くない」の展開になるとしてもです)

そしてお気づきでしょうか?
ここまでの3チームはすべて達海の発言から喧嘩を売っていることに。

実は監督同士のやりとりにすでに天宮杯の対戦予告は仕込まれているのかもしれません。

名古屋とはすでに終戦している?

逆に対戦しなそうなのは8チーム。

トーナメントの性質を考えれば、序列(前年戦績)下位のチームとの対戦も必要になりますが、それが山形だとすれば、もう下位勢との対戦は必要なさそうです。

横浜マリナーズはシーズン中に全盛期からの凋落が描かれており、最終順位は15位。おそらく前年は中位や上位にいたであろうチームです。
序列は高いが現在は弱い…残念ながらこの手のトーナメントでは「カモ」です。序盤に当たらなければETUと対戦する前に敗退しているでしょう。

名古屋グランパレスは助っ人外国人も強力なチームで、対戦相手としては申し分なく読み応えもありそうです。
しかし、名古屋との試合はアウェイ、ホームともに大激戦が描かれ、2戦ともETUが勝利しました。

2度目の対戦では、敗れた不破監督も穏やかに次の試合に目を向けている様子が描かれ、ETUとの遺恨が続くような描写でもなかったので、わざわざ対戦させないのではないかと予想します。

再登場の大穴・浦和

「どちらかといえば」勢から最も対戦の可能性が高いと予想するのは、浦和レッドスターです。

リーグ浦和戦は1分1敗。アウェイでの対戦時に達海は、チームへの問題提起のため、善戦することよりも問題を浮き彫りにすることを選びました。選手たちの試合運びに口を挟まず、その結果敗戦しました。
さらにこの試合はサポーターグループの統一後初試合であることや静観を決め込んだ達海の心理など、物語としては試合以外の重要場面が多く、0-1という試合を失点シーンすらあっさり描き、浦和戦は「未消化」感の残る対戦カードとなりました。

今季未勝利の相手との試合後、監督の言葉がリベンジの機会を匂わせます。

川崎フロンティア、清水インパルスについては、いずれも上位フィニッシュ、かつ戦績もそれぞれリーグ1勝1敗です。例年上位争いをする強豪であるように描かれていますが、ともに後半日程でリベンジを果たしており、「やり残した」相手とはいえないと予想します。

ただ清水の蛯名監督は、達海がETUに長くとどまらないという見解を早くから示した監督です。

作品初期には反・達海派だったスカルズが夏場には達海の来季以降の契約やチームの予算面を心配したり、決起集会では達海コールを扇動したりするなどの心境の変化が描かれるなど、来季以降も達海がチーム・クラブを率いる展開を匂わせていた中で、達海が日本を去るシナリオを予言したのが蛯名でした。

清水との天宮杯での対戦はわずかに可能性を残しそうです。

東京ヴィクトリーは単純にダービーの対戦相手となるライバルクラブの位置づけです。
そして達海の監督就任後、初めて対戦した相手がプレシーズンマッチの東京Vでした。

今季は持田の負傷離脱、2連覇中のリーグタイトルを失っても、ジャパンカップ準優勝、リーグ4位の好成績を残しています。
東京V戦で始まり、東京V戦で終わるというベタな展開も、選択肢にはあるのかなと考えます。ただ、東京ダービーに関しては描き尽くされた感もあり、対戦確定とはいえないと予想しています。

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