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皇后杯 JFA 全日本女子サッカー選手権大会(以下:皇后杯)は、つい先日、三菱重工浦和レッズレディースの優勝で閉幕しました。
今大会はWEリーグ勢の試合だけを見れば12月に2試合、1月に2試合とあっという間でした。
おそらくまた年末の話にはなりますが、もしかしたら今おこなわれているリーグ戦の成績が第47回大会の組み合わせに関わるかもしれないので、考えていきたいと思います。
※女子サッカーチームのチーム名略称は公式の略称ではなく、独自のものを使用しますが、わかると思うのでご了承ください。男子チームや他クラブとの識別もあるためです。
第46回大会の組み合わせはどのように決まったか
第46回大会は、48チームが参加しました。
内訳は
- SOMPO WEリーグ(以下:WEL)所属 12チーム
- プレナスなでしこリーグ1部(以下:PNL1)所属 12チーム
- 地域予選組 24チーム
です。
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会(以下:天皇杯)やJリーグ YBCルヴァンカップ(以下:YLC)と同じように、前年のリーグ戦績で振り分けられるのだろうということは想像がつきますが、問題はWELは秋春制で、プレナスなでしこリーグ(以下:PNL)は春秋制のスケジュールだということです。
そのため、どちらかのリーグ所属のチームは直近ではなくひとつ前のシーズンの順位で割り振られる可能性も考えられます。
または、シーズン途中の順位が元になっているかもしれません。
なので、先に各チームの序列を確認してからトーナメント表に当てはめるのではなく、決まったトーナメント表から各チームの序列を確認し、どの時点の順位を参照しているかを探りたいと思います。
何かがおかしいWEL勢の振り分け
参加する48チームの全体序列で上位になるのは、当然5回戦から登場するWEL勢です。

まず、大宮アルディージャVENTUS、アルビレックス新潟レディース、ノジマステラ神奈川相模原、サンフレッチェ広島レジーナが、4回戦突破組と対戦していることがわかります。
この4チームと対戦するのは、4回戦を勝ち上がった勢いがあるとはいえ、下のカテゴリに所属するチームです。
となると序列上位のアドバンテージとして浦和LやINACがその枠になるのならわかるのですが…
リーグではなく皇后杯の前回成績を加味するとしても、前回の優勝はINAC、準優勝は浦和Lです。
ましてリーグで2年連続優勝している浦和Lがアドバンテージを受けていないとは。
まずは試しに、WEリーグ(以下:同じくWEL)23-24の順位を当てはめてみましょう。

これは完全におかしい。6位で最終順位がトップハーフの千葉Lが日テレと対戦。なのに9位のC大阪Lは自分たちより下位の10位マイナビと対戦。
これは完全に抽選なのでは…いや何かこの組み合わせにした根拠があるはず…
次に組み合わせが発表された2024年10月17日直前のWEL24-25の順位で考えてみます。

もっとありえないことになりました。1位のINACと2位の広島Rが同じブロックとは…
これはもう完全に同一カテゴリ内を抽選にしているようなのですが、もう少し粘りたいと思います。
ベスト4は合ってる?
序列を決定するために参照しているランキングがどれなのかすらわからないわけですが、まずはベスト4の振り分けから考えたいと思います
WEリーグ23-24
1位 浦和L
2位 INAC
3位 日テレ
4位 新潟L
第45回皇后杯
1位 INAC
2位 浦和L
3位 広島R、ちふれ
これを見る限り、やはり開催年5月に終わったWELの順位を受けてベスト4は準決勝までにぶつからないように振り分けているように見える…のですが、4位新潟Lだけが4回戦突破組と対戦しているなど、法則性が完全にゼロです。
もう諦めるしかないのか…
第45回大会の組み合わせに希望の光
前項の結果を受けて、トーナメントによくある、上位だけ振り分けて、あとはオープンドローとかなのか…
その可能性を確かめるため第45回皇后杯(2023年度)の組み合わせと、22-23シーズンのyogibo. WEリーグ(以下:同じくWEL)順位を確認してみました。

おや? これは…
これです! これが見たかった。
22-23シーズンのWELには参加していなかったものの、皇后杯が開催される頃には入会済であったC大阪LはWEL勢の序列12位として振り分けられていました。
ということは、第46回皇后杯は何らかの理由で前シーズンのWEL順位通りにはならなかったものの、原則としてはWEL順位に基づいた振り分けがされるものと考えて良さそうです。
では次回、PNL勢の振り分けについて、考えていきましょう。

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